4月のストーン
- 三浦広実
- 2016年4月1日
- 読了時間: 3分
今月のボトルでご紹介したボトルの中に含まれる石を毎月、ご紹介します♪
オパール



<物理的な特徴>
珪素と酸素からなる石英ですが、同時に水を含んでいます。以前は、特定の原子構造を持っていないと思われていましたが、よく観察すると不規則な結晶構造を持つ微小な球体が存在していることが発見されました。宝石の中では唯一、非結晶質、つまり結晶を作り出す原子構造を持っていません。つまり、結晶系には属しておらず、劈開もなく、光方向性の特徴もありません。硬度は、6.5で比重は2.1、ガラス質または真珠質の光沢を持ちます。特徴である、様々な色がまばゆく輝きは、異なる直径を持つ球体が重なることによって、色々な角度から光を反射することによるものです。
名前は「貴重な石」という意味のサンスクリット語のUpalaからきています。様々な種類が存在し、色の違いによって何百もの名前を持っています。主なグループは、ブラック・オパール、ホワイト・オパール、ファイアー・オパール、ウォーター・オパールで、そのほとんどは半透明です。砂岩の中に鉱脈が存在し、一般的な種類は世界中の色々な場所で見つかりますが、希少なものは特定の産地でしか採掘されません。主にアメリカ西部とメキシコ、オーストラリア、ブラジルです。
ほとんどの場合、カボション型にカットされます。なぜなら、完全に透明ではなく、望ましい色の効果は石の表面でしか見られないからです。主要な宝石の中では、柔らかいほうなので壊れやすく、特に湿度の変化に弱いです。
人間の歴史の中で、オパールの人気は上がったり下がったりしていました。古代ローマ人にとっては、パワーの象徴でしたが、14世紀に黒死病が蔓延した時には不幸の石と呼ばれました。なぜなら、ベネチアの人はオパールを身に着けているひとが、病気にかかると石が輝きはじめ、その人が死ぬと輝きが失われると感じたからです。
<肉体的な統合>
全ての五感を統合し、組み合わせる。肉体と感情の成長のプロセスを助ける。私たちが持つ子供のような特徴や、新しい特徴を育む。
<感情的な統合>
自分の弱さをハートが開いた状態へと変容させる。寛大さを高める。内なる美しさを引き出す。
<新しい時代の使い方>
私たちは、想像できないような出来事を21世紀に体験するにつれて、全ての物事に隠されている贈り物を見つける必要があります。オパールは全てのものが持つ美しさを強調し、私たちが深いところを探検することでそれを見つけるように招いています。自分に必要な喜びを見つけるためには、常に新しい驚きにフォーカスする必要があることを教えてくれる石です。その旅には謎も参加していて、何かを発見することを全く期待していなかった場所にも、目を向けることを助けてくれます。
そうして人生の宝物を見つけたら、オパールはそれらをオープンで自由なハートで受け取ることを助けてくれます。私たちが美に執着しすぎずに美を楽しむことを手助けしてくれるのです。
<エネルギー体の調整>
私たちの現実を謎やまだ知られていない美しさとつなげる。
<サポートのためのファメーション>
私は今も、これからも、全ての体験を通して輝いています。
<まとめ>
オパールは謎と開いたハートを全ての存在と分かち合っています。
参考文献:ストーンアライブ マリリン&トーマス・ツイントゥリーズ著
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